作物わらの総合的な利用に関する現状と提案（III）

II. わら資源を合理的に利用するための措置

1. わら利用産業の企画と配置

まず、末端政府の関連機能部門の責任を明確にし、作物わらの良好な発展の見込みと先進的な経験を生かして、合理的で有効な発展・研究モデルを形成しなければならない。わが政府はまた、わらを有効に利用するための一連の政策を導入し、農村のわら処理の現状を改善するために大量の資金を投入している。

2.わらの総合的な利用に対する理解を深める。

現代マルチメディアを利用して、わらの資源の全面的な利用を合理的に宣伝することができる。関係者を集まって勉強することによって、農民のわらの利用率を高めて、わらの燃焼率を下げて、わらの燃焼による環境汚染も減少させる。また、農業従事者を組織して効果的にわらの清掃をすることによって、その腐敗による環境汚染を起こさない。同時に、末端政府の機能部門がわらの科学的利用の理解を深めることによって、農村のわら焼き現象に終止符を打つ。

3.わらの総合的な利用技術の研究と開発

政府はこの件への投資を強化し、わら総合利用プロジェクトの研究・開発技術を発展させ、関連研究・開発センターを設立するべきだ。焼却禁止指令の効果を高めるために、焼却禁止実証区域を設立する必要がある。まず、焼却禁止実証区域は、わらの総合的な有効利用できることを実証する。そして、研究・開発技術の転換を実現するために、作物わらの科学的で合理的な総合利用システムの立ち上げ、生物反応試験の実施、わらを肥料にする技術を研究と開発することができる。最後に、研究・開発のプロセスにおいて、焼却禁止実証区域は作物わらの総合的な利用に関する研究・開発システムの確立に重要な役割を果たす。

4.わらの市場取引の標準化

わらの市場取引のプロセスにおいて、わらの収集と貯蔵のために完全なシステムを作られている。わらの収集と貯蔵の作業量は非常に大きくて、時間も比較的集中している。農業従事者だけやるには基本的に不可能なので、政府のバックアップしてもらいたい。政府は基礎的な資本投資だけではなく、相応の宣伝で専門人材を集まって、一連の関連システムを制定して規制する。

本文では、詳細な調査を通じて、わが国には現段階におけるわらの全面的な利用について科学的に分析し、関連する専門研究者がわらの利用について絶えず研究し、全面的に発展させることを明らかにした。その一方で、各地域の末端政府はわらの全面的な利用に対して、強力な宣伝と指導を行っている。各地域の末端政府の機能部門はわらの総合的な利用に対してかなり支持的な政策を出し、大多数の農業従事者にわらの産業化の建設が経済にもたらす利益を理解させ、地域の特色と結びついたわらの利用の関連技術に対して効果的に実証推進計画を推進し、絶えず研究開発を進めるべきです。